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さよならの向こう側

今日までの長い間、大変お世話になりました。







この場をお借りして、感謝の気持ちを伝えさせて頂きます。











本日「柏そごう」が閉店しました。




「自転車で道に迷ったら、「そごう」を探しなさい。そうすれば家に帰ってこれるから」
と親から教えられた訳ではないけど、旭町という駅の近くで生まれ育った子供の頃。


Wデッキを見下ろせるガラス張りエレベーターの浮遊感、胸躍る最上階の回転レストラン、屋上の小さな遊園地で初めて食べたアメリカンドックの匂い、巨大な水槽を覗きこめば、錦鯉の想像を絶する大きさに息を飲み、虹色に変わる入り口の噴水に目を奪われた日々… 
思い起こせば、たくさんの小さな喜びと大きな感動をくれたデパートと言う名のワンダーランド。


大人になっても、遠くからその姿を見つければ「あっ、あそこが柏の街だ」といったその感覚は今も変わらず、この身体に染みついている。


あの形、色、大きさ、そして「S O G O」の赤いネオンの看板。
柏の夜景は「そごう」なくして語れない。


そのネオンもここ数年は消え、駅前に次々と建つビル群に囲まれ、かつての景色が失われた。 もしや最後ぐらいはと外を眺めてみたが、遂にネオンが再び灯る事は無かった。



柏のシンボルとしての役目が終わった今、ふと思った。
 


その昔、熊本を訪れた時、熊本城のスケール感と美しさに魅了され、その城下町で当たり前の景色に溶け込み、当たり前のように暮らす人々の姿を見て、訪れる度に凄く羨ましく思っていた… けど、そんな光景がここ柏にもあったんだと。



「みどりのまちにお城のような百貨店」 



開店当時のキャッチフレーズは43年経った今、柏っ子の心に確実に結実した。






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「命は一代、名は末代」 



そごう柏は永遠に不滅です。





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