『北欧ヴィンテージ食器』 北欧、魅せられ女子です。 (ここは、あくまでも女子と言わせていただきます笑) 北欧家具、北欧インテリア、いろいろありますが 私はその中でも北欧ヴィンテージ食器に魅せられています。 ( ´艸`) |
愛くるしい絵柄に、 ぽてっ としたカタチ。 そして こっくりとした艶のある温かい色味。 見ていると どこか懐かしく心がほっこりしてくる。 うむっ? この『懐かしい』という感覚はどこから? しばし考えてみる... あれは1970年代。 まだ幼い自分が見ていたキッチンの光景。 遠い昔の記憶を呼び起こす。。。 そう! あれは昭和レトロの世界が広がっていた時代。 オレンジ色したお花柄のグラスやお鍋、 琥珀色のガラス器。 ミルクコーヒー色のカップ&ソーサーに画かれたお城の絵たち。 母の愛した食器たちが並べられた水屋。 もしかして、北欧ヴィンテージ食器は、 あの美しく懐かしくエモい昭和食器たちと通ずるものでもあるのでしょうか? (余談:昭和レトロ好きの方へ。映画『ノルウェイの森』の(内容はさておき)映像がとても美しく、昭和のインテリアが萌えます。レトロ好きな方にはおススメです!) |
北欧の人々は、モノは使い捨てではなく受け継ぐものだという意識があります。 とても美しい文化です。 その想いが、こうやって何十年経っても愛され続けるモノを生み出せている所以ではないのでしょうか? |
しかし、ヴィンテージ食器、お値段はお高め! 簡単には手は出せない。 お目当ての食器と出会った時は、見つけた嬉しさはあるが、買うか買うまいか(買えるか!?)毎回苦悩。 懐に一応相談します。 お財布はん、だいたい答えは『No』というてはります。 それをだいたい無視します。(笑) だって、運命の出会いですもの!←心の中の言い訳。 ...欲求を抑える術がいまのとこ見つかりません |
出会えた喜びと、少しづつ招き入れる楽しみ。 手持ちの食器と合わせてもいい感じです。 和食にもしっくりくる〜 (北欧ヴィンテージ食器に限らず、日本作家さんのものも好きで いつかそれも紹介したい!) |
子供が小さい頃は、軽くて丈夫なメラニン食器を使っていました。 投げても落としても動じず対応でき、かつ 食事の時間が楽しくなる食器。 『OMM-design』 『くまのがっこう』『リサ&ガスパール』 『kata kata』 それは今でも好きな絵柄ではありますが、そこは卒業です。 小さなお子のいる家庭へお引越しをしました。 今は自分の調理欲(食欲!?)を掻き立ててくれる器が多いです。 素敵な器に出会うと、 このボウルには"豆苗と春雨スープ" このおプレートには"クロックムッシュ" このカップには"レモンスカッシュ"! 盛ってみたいメニューが次から次へと湧いてきます。 高いけど手に入れた食器たち。 …わたし、スピード勝負のお茶碗洗いから、すごく丁寧なお茶碗洗い屋になりました! (そういえば、、食器洗いだけでなく、家事全般を丁寧にこなしている気がします。 若い時より、心に余裕ができてきたのでしょうか?) |
食器だけでなく、購入に悩んで手に入れたモノは、一つ一つ深く思い入れがあります。 50年間生きてきた中で数回経験しましたが、そのモノたちは今でも私の愛用品です。 20歳、クロスデザインのダイアモンドネックレス。 (初・鑑定書付き!) 30歳、グッチの腕時計。 (並木通りデビュー) 40歳、カメラの超望遠高倍率ズームレンズ。 (これはホント、相当悩んだ!) 50歳、、、まだ購入はしていないけど、、ガーデンファニチャーが欲しい (回し者じゃないけど、、回し者? いやいや、本当に欲しいのです!モノも決めています(笑)) 愛用品そのものの価値もそうですが、その当時の状況や情景、手にした時の高揚感、あの頃を生きていた自分。 思いを馳せると、鮮明に蘇ります。 その思い出は 私にとって『幸せの記憶』です。 そして、その物たちを 次の誰かに受け継いでもらえたら..... それはとても特別なことなのかもしれない。 |
休日の午後。 パンが焼きあがる時間に合わせ 食器棚に並べられたカップを眺め 今の気分でカップを選ぶ。 いつもより時間をかけて作ったコーヒーを注ぐと 淹れたてのアロマな香りが部屋中に。 コーヒーカップを包み込むように手に取ると 温かみのある色合いと 重量感がちょうどいい。 そして何よりかわいすぎる!(卒倒〜) このハッピー感はなんだろう? ただコーヒーを飲んでいるだけなのに、こんなに幸せ感を味わえるなんて お得感しかない! 窓を開けると 新緑の間を吹いてくる快い風。 コーヒーを飲みながら 「良い休日だった〜」としみじみ。 (*´ー`*) |
本日は私の大好きな北欧ヴィンテージ食器のお話でした。 『50代。生まれ年が『レトロ』だの『ヴィンテージ』と呼ばれるようになる。』 BOXWOOD KAGUNIWA 50 |