金沢観光
ここ金沢 ひがし茶屋街は重要伝統的建造物群保存地区として、
古く茶屋街としてにぎわった町並みが多く残されている地域。
古い町家が立ち並ぶ雰囲気は独特です。
特に目を引いたのは、木虫籠(きむすこ)と呼ばれる家の外面を覆う縦格子。
今でも建築建材やエクステリア材にも似たような縦格子がありますが、
昔の正式な木虫籠は一間幅に70本以上の竪子が入り
その断面は等脚台形をなしており、外側の見付を広くなるよう配置されているそう。
そうすることで家の中からは外が良く見えるのに、外からはなかが見えづらい配置となっています。
この茶屋街でも正式な木虫籠が取り付けられているのは、数えるほどしか残っていないとのことです。
格子の幅にも意味合いがあるとのこと。
昔の建造物のつくりの細やかさ、見た目と機能面の両立がものすごく考えられていることに驚きます。
他にも今の仕事、エクステリアに参考になるものばかり。
今回は急ぎ足で短い時間での観光となりましたが、
ゆっくりと見てまわりたい街並みや建造物など、興味深いところがこの金沢にはたくさんあり、
楽しい時間でした。
柏市エクステリア&ガーデン ボックスウッド上原