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2020年12月09日年 の記事

2020/12/09:目隠しのお話。

[青柳]

リゾート外構を演出するために。

リゾート風の癒し空間に欠かせないものが≪目隠し≫です。

道行く人や隣地からの視線を遮り、安心のプライベート空間をもたらします。

そんな目隠し、実はフェンスだけではなく、いろいろなタイプがあります。


― 目隠しの種類 ―

 ■天然木 ■人工木/木樹脂 ■アルミ材 ■壁面 ■植栽


それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるので、紹介していきます。

天然木

木というと雨ざらしで腐るイメージがあるかと思いますが、実はエクステリアでもよく使われているんです。

ボックスウッドでは、桟橋などに使用されるハードウッドと呼ばれる頑丈な木材を使用します。

●天然木を現場加工して施工するため、自由度が高い。

●木のぬくもりを感じられる。

●ウッドデッキも同じ素材で作れるので、統一感が出る。

△天然木のため、ささくれができる。

そして天然素材が故に経年変化が起こります。最初は濃い色が時と共にグレーがかっていきます。

それを味と捉えメリットとするか、デメリットと感じるかは人によるところです。


天然木1
必要な高さにだけ目隠し

天然木2
ウッドデッキとパーゴラまで同じ素材で




人工木

樹脂を使用し、木の風合いを再現した素材です。

●色展開がされている商品が多く、好みの色を選べる。

●経年変化が少ないので、メンテナンスフリーで施工時の状態を長く楽しめる。

△樹脂素材のため、熱によるたわみが出る。




エコモックフェンス
爽やかな白

アルファウッド
縦貼りも




アルミ材
 
軽く耐久性に優れ、各メーカーさんから多数商品化されているメジャーなものです。

●金属ならではの高い耐久性と安定感

●バリエーション豊富(スクリーンタイプや採光タイプ・木目シートを貼ったものなど多種多様)

●スタイリッシュな見た目

△シンプルなもの以外は高額


スクリーンタイプ
縦格子と採光パネルの組み合わせ

LIXIL
アルミフェンス


 


壁面

ブロック積みをベースにしたものや、パネルなどを使用したデザインウォールになります。

●自由度が高く、デザイン性が高い。

●機能性をプラスできる。(照明や立水栓など設置可能)

△デザイン性や機能性を高めていくと高額になる。


塗り壁+透かし
塗り壁+透かしブロック
石壁
ブロック積みに自然石を貼り石積みのように



  


植栽

●圧迫感がなく柔らかな印象を与えられる

●比較的安価

●癒し効果

△伸びた時の手入れや落ち葉のお掃除が必要

△虫が苦手な方にはおすすめできない。




このように、目隠しにもいろいろな種類があります。

快適にお庭に出られるように、設置条件やお好みに合わせて提案させていただきます。

人目を気にせずお庭を楽しんでいただくのはもちろん、

たまにはカーテンを開けて、外の自然を感じながら過ごしていただけたらと思います。


投稿者:boxwood