ホワイトデー・ハートブレイク
年に一度のお菓子作りウィークが
やってきました。
ハンドミキサー、
アーモンドプードル、
ベーキングパウダー、
製菓用チョコレート…
この時期以外、
全く縁のないものたち。
しかし、
息子がクラスメイトから頂いた
「友チョコ」のお返しに
毎年、ハンドミキサーを
棚の奥から引っ張り出し、
食材とラッピング材を買い揃えて
こつこつと焼菓子を作ります。
今年は何と、
去年までチョコをくれていた、
息子にとって
「本命」の女の子から
チョコがもらえませんでした。
こんな形で振られたことが
判明するとは…。
当然今年も
もらえるものと思っていた、
無神経な母は、2度ほど
「本当にもらえなかったの??」と
息子に尋ね、
生傷をえぐる始末。
しかし、
本人は割と平気なようで
「誰からチョコをもらったか」よりも
「もらった個数」を
重要視している様子。
どうなんでしょう…
この傾向を喜ぶべきか。
ということで、
本命なし・
全ての友チョコ合計10個分の
お返しを作りました。
毎年、2種類の焼菓子を
多めに作り、
我が家でもしばらく
食べ続けるのが通例。
今年は
「ブラウニーとレモンクッキー」
に決定しました。
口に入れた時、
レモンの風味が
しっかり残るように
かなりの量の
レモンの皮(すりおろし)と
レモンの果汁を
生地に加えました。
そして、生地を薄くのばして
焼き上げるのが
コツなのだそう。
出来上がりの
クオリティはともかく…、
なかしましほさんのレシピに
なるべく忠実につくりました。
毎年、息子も
焼菓子作りに参加します。
そして毎年、
スタート時は
かなり主体的に参加し、
時間が経つと
スマホやゲームの方に
そーっとシフトしていきます。
後片付けやラッピングは
毎年完全に母担当。
いつもバレンタインに
息子がもらうチョコは
ほぼ既製品はなく、
女子たちの手作り。
その女子たちの
お母さんもきっと、
娘さんのチョコ作りに
だいたい私と同じような感じで
付き合っているのだろう…
そして、
この毎年一度の焼菓子作りも
さすがに今年(息子小6)で
最後であろう…
そう考えると、
「おい後片付け手伝えコラ」
という気持ちも
若干マイルドに。
年に一度のことなので
当然手際も悪く、
ほぼ丸一日かけて
自宅用や
息子の男友達に
おすそ分け用も含めて
クッキーとブラウニーを
焼きまくりました。
「こっちから、
ふきちゃん(息子の本命)に
これ渡してみれば??」
息子に無言で睨まれました…。
千葉県 柏市
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