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[鳥飼]
2023/08/21:最後の作品
[鳥飼]
宮崎駿監督の
「君たちはどう生きるか」。
10年ぶりの新作、
そして宮崎監督の
長編アニメ最終作を
観てきました。
以前、TVで
監督に密着取材した
ドキュメンタリーを
観たことがあります。
(「崖の上のポニョ(2008年)」の
制作時の密着でした)
満身創痍、
本当にぎりぎりの、
厳しい制作風景でした。
激務で長時間座っていることができず、
マッサージを何度も何度も受けながら
ペンを持ち、描き続ける宮崎監督の姿。
長編映画は「ポニョ」で最後だと
宣言しておられましたが、
それを撤回、5年後に
「風立ちぬ」も発表され、
そして今回の作品。
御年82歳、
一体、宮崎監督の心身は
どうなっているのでしょう…
今回、息子と一緒に
観てきましたが
上映直後、
「ん〜難しかった」
と漏らしていました。
併せて
「〇〇は「もののけ姫」
のあれに似ていた」
「〇〇は
「千と千尋」の
あれの進化系だね」
など、彼なりに
歴代のジブリ作品と
今作を重ねて楽しんだようです。
「君たちはどう生きるか」と
各々の登場人物から、
宮崎監督から、
厳しく問いかけられた印象を受けた、
今回の作品。
そんなシビアな内容とは裏腹に、
我が家では
こちらのポスターにもある
「アオサギ」の声マネが
流行っています。
映画を観た方は
真似したくなること間違いなし、の
クセ強めの声。
さすがジブリ、
楽しみ方が満載です!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/07/21:ポニョの風景
[鳥飼]
関東も、
もう梅雨明けしてますよね。
多分。
6月初旬のあの大雨は
何だったのでしょう。
その大雨の日の帰り道、
国道6号が水没し、
通行止めになりました。
仕方なく迂回して
小貝川の土手沿いの道を通ると、
もう本当に、辺り一面、
全てが水没。
大雨で、
こんなにいつもの風景が
変化するとは。
「崖の上のポニョ」の一場面を
連想せずにはいられませんでした。
(帰宅すると、息子も
全く同じことを言っていました)
人間は、いつもと違う道を
通って帰りましたが、
田畑に棲む住む生き物たちは
いきなり流されたり、
いきなりどこにでも
移動できるようになったり、
水が引いた後、
見知らぬ土地で
そのまま生きることになったり。
過酷…。
ちなみに、
今回水没して通行止めになった
国道6号の現場が
こちらです。
大雨で、まさかこの場所が
通勤路の中で最も水没して
通行止めになるとは。
車移動に慣れ過ぎて、
地形の高低差に
鈍感になっている自分を
再確認しました。
そんな私のような人のために、
大雨後、この看板が
設置されました。
自転車移動が常で、
坂道に敏感な息子には
「そんなことも
わからなかったの!」と
ばかにされそうです…!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/06/16:雪山LOVE
[鳥飼]
先日、息子と
1泊2日で群馬に行ってきました。
「ビュッフェでご飯を食べて
のんびりしたい、
アクティビティは二の次」
という、今回のオーダー。
中学生になり、部活も始まり、
色々とお疲れなのでしょう。
みなかみ町に着くと、
壮観!
谷川連峰がお出迎え。
そしてこの清流。
毎日通勤で渡っている
利根川です…。
にわかに信じがたいですが。
こちらとしては、
初日、みなかみに到着後すぐの
この風景だけで
かなり満たされた気分に
なってしまいました。
山って、いいものですね。
特に生まれが九州ということもあり、
「雪山」に強く憧れる部分があります。
(私の実母も同じことを言っていました)
若い頃は断然、
「海派」でしたが、
身近な筑波山をはじめ、
都会のビル群から垣間見える富士山や、
今回の旅で
関越道から見えた赤城山も
見ていて本当に気持ちが良かったです。
年取ったなあ…。
一方、
この写真を撮った
諏訪峡大橋では
若者たちが次々と
バンジージャンプで
川に飛び込んでいました。
同じ場所にいても、
見たい景色がこんなにも違う。
一応、息子に
「やりたい?」
と聞いてみましたが、
予想通り「NO」でした。
ですよね!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/05/26:愛しのラムチョップ
[鳥飼]
茨城に越してきてから
ゴールデンウィーク、と言えば
笠間芸術の森公園で開催される
「ひまつり」が
我が家の定番です。
今年で42回目となる
「陶炎祭(通称ひまつり)」は
1982年、笠間の陶芸家たちが
手作りの野焼き窯を囲んで
笠間焼や食べ物を販売するところから
始まったそうです。
どこかほのぼのとしていて
手作り感満載の「ひまつり」。
やみつきになり、
ゴールデンウィーク中、2日に1度、
本当に足繁く通った年もありました。
その時さすがに
窯元のブースをくまなく廻り、
ひまつりの全体像を把握したので、
翌年以降は
気に入った数軒の窯元に立ち寄り、
あとはのんびり食べて遊ぶ!
というスタイルに。
一方、息子のお目当ては
「ラムチョップ」、ただひとつ。
ラムなんて、
家で出したことはないのに。
ひまつりのラムチョップは
何本でもいけるそうです。
(お値段もかなり上がっていて、
「何本でも」となると
こちらは毎年冷や汗…)
しかし今年は売り切れ!
これは初めての事態でした。
お店の人曰く、
前日(5/3)の午前中で
すべて在庫を出し切ってしまったそう。
出遅れた…
確かに、
今年はコロナ明けで
この日も大盛況のひまつり。
毎年、会場に辿り着くだけでも
やっとなのに、
今年のひまつり初日などは
すさまじい混み具合だったと
想像します。
結局、
いつもの「焼きそば」に
落ち着く息子。
この後、唐揚げとポテトで
何とか悔しさを紛らわしていまた。
ここまで、笠間焼の画像が
一枚も出てきていませんが…
結局一枚も撮っていませんでした!
何しに来たんだ。という感じで
毎年ひまつりを楽しんでおります。
お腹いっぱい食べたあとは
公園にあるアスレチックで
ひたすら遊びます。
さすがに中学生になり、
遊ぶことが躊躇われるアスレチックが
増えてしまいましたが、
長い滑り台は、大人も楽しめるのでOK。
母は、息子が滑り降りてくるまで
周辺の春の植物を楽しみ、
一石二鳥。
「ラムチョップのリベンジ」
という口実で
来年も行こう!と言ってくれることを
願いつつ。
今年も楽しいひまつりでした。
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/04/22:畔のレンゲに救われる
[鳥飼]
走っていて気持ちが良く、
時間が読みやすい
我孫子の農道で
懐かしのレンゲ畑を見つけました。
私が子供の頃(40年前!)は
近所のあちこちにレンゲ畑があり、
よく摘んで遊んだものでした。
最近はめっきり見かけなくなった
レンゲ畑。
化学肥料を蒔く方が、
レンゲを緑肥として用いるより
手っ取り早いという世の流れ。
畑本体のレンゲは開花前で、
畔のレンゲは
一足先に開花していました。
恐らく、毎年畔のレンゲは放置され、
こぼれ種で増えて
定着しているのだと思います。
畑のレンゲが満開になる頃、
また写真を撮りに来よう!
と思っていたら…
あー…
レンゲはしっかりと
その役目を果たすべく、
畑に鋤き込まれていました。
しかし、
畔のレンゲは花ざかり!
今年は何とかその満開の姿を
拝むことができました。
こういった、
耕運機が入りにくい場所や
畔に育つレンゲたち、
毎年、自力で命をつないで
生き延びているのでしょう。
おかげで、
私のブログ写真の「撮れ高」も
何とかクリアできました。
ありがとう、畔のレンゲたちよ!
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/03/20:ホワイトデー・ハートブレイク
[鳥飼]
年に一度のお菓子作りウィークが
やってきました。
ハンドミキサー、
アーモンドプードル、
ベーキングパウダー、
製菓用チョコレート…
この時期以外、
全く縁のないものたち。
しかし、
息子がクラスメイトから頂いた
「友チョコ」のお返しに
毎年、ハンドミキサーを
棚の奥から引っ張り出し、
食材とラッピング材を買い揃えて
こつこつと焼菓子を作ります。
今年は何と、
去年までチョコをくれていた、
息子にとって
「本命」の女の子から
チョコがもらえませんでした。
こんな形で振られたことが
判明するとは…。
当然今年も
もらえるものと思っていた、
無神経な母は、2度ほど
「本当にもらえなかったの??」と
息子に尋ね、
生傷をえぐる始末。
しかし、
本人は割と平気なようで
「誰からチョコをもらったか」よりも
「もらった個数」を
重要視している様子。
どうなんでしょう…
この傾向を喜ぶべきか。
ということで、
本命なし・
全ての友チョコ合計10個分の
お返しを作りました。
毎年、2種類の焼菓子を
多めに作り、
我が家でもしばらく
食べ続けるのが通例。
今年は
「ブラウニーとレモンクッキー」
に決定しました。
口に入れた時、
レモンの風味が
しっかり残るように
かなりの量の
レモンの皮(すりおろし)と
レモンの果汁を
生地に加えました。
そして、生地を薄くのばして
焼き上げるのが
コツなのだそう。
出来上がりの
クオリティはともかく…、
なかしましほさんのレシピに
なるべく忠実につくりました。
毎年、息子も
焼菓子作りに参加します。
そして毎年、
スタート時は
かなり主体的に参加し、
時間が経つと
スマホやゲームの方に
そーっとシフトしていきます。
後片付けやラッピングは
毎年完全に母担当。
いつもバレンタインに
息子がもらうチョコは
ほぼ既製品はなく、
女子たちの手作り。
その女子たちの
お母さんもきっと、
娘さんのチョコ作りに
だいたい私と同じような感じで
付き合っているのだろう…
そして、
この毎年一度の焼菓子作りも
さすがに今年(息子小6)で
最後であろう…
そう考えると、
「おい後片付け手伝えコラ」
という気持ちも
若干マイルドに。
年に一度のことなので
当然手際も悪く、
ほぼ丸一日かけて
自宅用や
息子の男友達に
おすそ分け用も含めて
クッキーとブラウニーを
焼きまくりました。
「こっちから、
ふきちゃん(息子の本命)に
これ渡してみれば??」
息子に無言で睨まれました…。
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/02/19:プミラの素顔
[鳥飼]
先日、お客様の現地調査に
お伺いした際、
目を見張るお宅を見つけました。
大寒の頃、青々と茂るつる植物。
2階建ての建物の屋根までよじ登り、
本体を覆い尽くす姿は、
なかなかのインパクトがあります。
この植物は「オオイタビ」。
学名はフィカス・プミラ
(Ficus pumila)です。
そう、このプミラ。
寄せ植えによく使われている、
可愛らしいつる植物です。
葉の大きさやテクスチャーが、
よく見かけるプミラと
全然違うのもまた驚き。
小さな苗の時は
葉の面に凹凸があり、
サイズも小ぶりですが、
成木になると
葉はつるりとして分厚い。
この成木の葉の質感、
確かに観葉植物の
フィカスたちに似ている‥
ここまで大きく育つのに
一体どれほどの時間帯を要したのか。
実まで実らせています。
初めは1株か、
数株の小さな苗だった
プミラの現在の根元の姿がこちら。
ものすごい太さの幹です。
競争相手の少ない
(野生の環境と違い、
人間に守られている)、
登りやすい壁面さえあれば、
ここまで育ってしまうプミラよ。
むしろ、この成木の逞しさからは
想像もつかない、
小さな苗の愛らしさを見出し、
世に出したかつての生産者さん、
グッジョブ。
一方こちらは、
弊社事務所そばに聳え立つ
マンションのエントランスです。
マンションの設計をされた方が、
竣工後、数十年を経て
このようなエントランス外観になることを
想定していたかどうかはわかりませんが、
とにかくもう、圧巻の、プミラ。
こちらのマンションは
手入れが行き届いてており、
プミラが整然と
壁面を覆っています。
そもそも、
苗売り場に並んでいるプミラを
見ただけでは、
プミラがまさか気根を壁に吸着させ、
ものすごい勢いで
繁茂する植物だとは
思いもしないでしょう。
「気根」はプミラの茎から
空中に伸びた根です。
プミラのひょろひょろとした
茎を支えるため、
気根を空中に伸ばし、
身近にある壁面に吸着します。
気根が建物の外壁や
構造物に吸着すると、
もう容易には
剥ぎ取ることができません。
剥ぎ取ることができたとしても、
気根の跡が壁面に残ります。
高圧洗浄機を用いても
限界があり、
壁の表面を気根ごと
「削り取る」以外、
今のところ対処法はありません。
アイビーやハツユキカズラも
プミラ同様、気根を出して
壁面に吸着するタイプの植物。
用い方、管理の仕方によっては、
古いブロック塀や
無機質な都会の風景を
省スペースで美しく
緑化することができます。
建物のそばに
地植えして放置し、
あわやプミラに
家を乗っ取られそうになるのも、
はたまたこまめに手入れして
美しい緑の壁面を生み出すのも、
私たちの植物との
付き合い方次第。
そして今日も
プミラは陽の光と雨を浴び、
着々と生息域を広げています…
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2023/01/23:ぎゅうぎゅう・どでかい!
[鳥飼]
息子と私の母と3人で
関西方面に行ってきました。
今回は「道頓堀に行ってみたい」という
息子のリクエスト。そういうお年頃です。
母も私もひとまず付き合うか、
というテンションで大阪へ。
有馬温泉でまずはのんびりして、
六甲山の頂上から大阪湾を一望。
…いざ、覚悟を決めて
年末で激混みの道頓堀へ。
戎橋のグリコの看板、
とにもかくにも、
息子はこれが見たかったそうです。
次!たこ焼きと串カツを食べるべく、
長蛇の列に並ぶ!
ファストパスのない
USJに行こうとしていたことを考えると、
まあまあ耐えられました。
待ちに待って巡り合えた、串カツ。
これは…いくらでも食べられるやつ。
宿の朝ごはんをもっと控え目にしていたら
一体どこまで行けたのか…
妄想せずにはいられませんでした。
食いだおれの街、恐るべし。
一日息子に付き合い、大阪を満喫したので、
次は母と私がのんびりできる淡路島へ。
およそ四半世紀前(!)、
造園・園芸系の学校が淡路島に開校し、
私は敷地内にある寮から
2年間、通っていました。
卒業後、一度も訪れていなかった母校。
荒れ果てていたらどうしよう…と
一抹の不安を抱いていたのですが、
美しく手入れしてあり、
何だかほっとしました。
…しかしコニファーのサイズが
すごいことに。
そして、息子はやはり体を動かしたい。
恒例のアスレチック。
震災後、二十余年の間に
淡路島には噂の〇ソナの資金が大量につぎ込まれ、
新しい施設がたくさんできていました。
この「ニジゲンノモリ」もその一つ。
県立淡路島公園の広大な敷地の中に
クレヨンしんちゃん、ドラゴンクエスト、
ゴジラ、NARUTO、鬼滅の刃などなど…、
様々なアトラクションが用意されていました。
公園内で一際目を引く、どでかいゴジラ。
ジップラインでこのゴジラの口に
飛び込んでいくアトラクションです。
ゴジラを淡路島におびき寄せ、
落とし穴にゴジラを落とした状態…?
その口に飛び込んで
ミッションを完了させる??
とやらのストーリーが、一応あるそうです。
美味しい串カツで満たされた息子の体も
ゴジラにすんなり飲み込まれていきました。
しかし、本当によくできているゴジラ。
口の中までお見事。
これはマニアは訪れたいだろうな、
というクオリティでした。
・・・お口直しに
初詣の準備を粛々と進める
伊弉諾神宮へ。
古事記や日本書紀にも記されている、
由緒正しいお宮、とのこと。
年末の神社やお寺は
人も初詣ほど混雑しておらず、
本当に清々しい!
こちらは
膨大なワインとコーヒーの品揃えを誇る
タカムラコーヒー。
こんないいお店、
私が住んでいた頃にあったらなあ…。
道頓堀でぎゅうぎゅうと並び、
淡路島ではどでかいゴジラやカフェで憩い、
そして明石大橋を再び渡りながら
六甲山の海側の斜面に
びっしりと立ち並ぶ
住宅地を目の当たりに。
両極に触れて
何だかくらくらする旅でした…。
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/12/16:時代は巡る
[鳥飼]
アツバキミガヨラン、
学名はYucca gloriosa。
どこかで一度は
見かけたことがある
植物ではないかと思います。
昨今のドライガーデン、
ロックガーデンブームで
需要が高まっているユッカ。
常緑でシャープな葉と、
圧巻の花姿が一際目を引きます。
12月上旬、
お客様の敷地の現地調査で
つくばを訪れた際、
道を間違って路地をぐるぐるしていると
突如ユッカ・グロリオサの「主」に
遭遇しました。
一体、何時からここに。
もし1株からここまで育ったのであれば
相当な月日が流れていると思われます。
原産地はアメリカ南東部の平野部や砂丘で、
日本には明治時代に渡来したそうです。
暖地の砂丘でもつくばの街なかでも
生き延びるユッカ、
本当に逞しい。
この「主」を見かけてから
少し気に留めて見てみると
この2週間ほどで
実にたくさんの「主たち」が
力強く、あちこちで
生き延びていることに
気が付きました。
(ちょうど開花の時期なので
見つけやすい!)
車を停めて写真を撮る事が出来る範囲で
撮影したのですが、
これらの他にも本当にたくさん、
ユッカ・グロリオサの
年季の入った株たちを目撃しました。
庭に植える植物にもトレンドがあり、
これまでも私が生きて知る限りで
コニファーやシマトネリコ、
オリーブや「雑木」など、
様々な植物がもてはやされ、
一気に日本各地に植えられました。
そして現在、ヤシ類やユッカ、
アガベやサボテンなどの
ドライ系の植物がブーム。
サイズによっては品薄となり、
ブーム以前よりもかなり
価格が高騰している品種もあります。
ユッカ・グロリオサも
かつて、いつかのタイミングで
ブームが起こり、
日本各地でこぞって植えられたのでしょう。
長い年月を経て
様々な植物のブームをかいくぐり、
生き残った主たち。
日の目を浴びない時期も
あったと思います。
そして現在、主たちは
再び表舞台へ。
…そんな人間たちの
気まぐれな流行り廃りなどは
まるでお構いなし、
今日も寒空の下、ゴージャスャスな花を
惜しみなく咲かせている主たち、
しびれます!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/11/29:梨愛
[鳥飼]
10月下旬、
ぎりぎりのタイミングで
梨狩りに行ってきました。
毎年、梨狩りだけは外さない親子。
もぎたての梨の瑞々しさが
病みつきになっております。
今回は晩生(おくて)の品種で
「日の出」と「にっこり」を
もぎました。
果樹園のオーナーに
2品種の特徴を伺い、
我々が梨に求めるものを
より満たしている方は
「日の出」だな、
という結論になりました。
食感がシャキっとしていて、
ジューシーな「日の出」。
一方、日持ちがして甘いのが
「にっこり」だそうです。
(日持ちがするのも
ありがたいので
「にっこり」もしっかり
もぎました)
「自分で果樹園でもいだ」という
シチュエーションで美味しく感じる…
という部分を差し引いても
やはりもぎたての梨は
お店で買うものより
数段うまい!ジューシー。
ナイフとプレートを渡され、
好きなだけどうぞ剥いて食べて!
という、昔ながらのスタイル。
改めて写真で見ると、
なかなか無骨なビジュアルです。
梨棚に息子の頭が
随分と近づいたものだ…
梨でお腹も心も満たされた母は
しみじみと致しました。
帰り際、
インパクトのある軽トラに
出くわしました。
軽トラの頭が飛ばされています。
メーターやハンドルの部分が
雨ざらしで大丈夫なのか??
と思ってネットで調べてみると、
このスタイル、果樹園では
よくあるものだそうです。
梨棚は、
梨を最ももぎやすい高さに
組まれています。
その高さに合わせて
収穫した梨を運ぶ軽トラを
改造?するのだそうです。
特に梨は水分が多く重いので
この軽トラ、
本当に重宝するのでしょうね。
果樹園のオーナーから最後に、
粒が所々落ちて
出荷できなかったシャインマスカットを
おまけで頂きました。
「息子のシャインマスカット愛に
火が付いたらどうしよう、
家計がやばい…」
という心配をよそに、
息子は帰宅後も梨一筋。
さすが我が子よ!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/10/16:秋バラのかおり
[鳥飼]
三連休の中日、
午前中に用事を済ませ、
何とか外出にこぎつけました。
茨城県石岡市にある
「いばらきフラワーパーク」、
昨年春にリニューアルしてから
何となく足が遠のいていました。
とにかく、混雑する場所が苦手…
ということで、
リニューアルから1年半、
満を持していざ、お出かけ!
しかし!
到着時刻は午後3時近く。
閉園は午後5時。
ここで、息子と私の
時間配分抗争が勃発。
息子は
私がこのような場所に来ると
全くもって前に進まない
(一つ一つ見ていく)ことを、
よーーーく、知っています。
そして、息子のお目当ては
丘の上の滑り台と遊具。
丘に辿り着くまでの時間を
いかにコンパクトにまとめるか。
この日の息子の作戦は
まず体を張って
私がバラやダリアの花壇に
近づくのを阻止!!
そして
「4時半からはバラの時間ね」と、
閉園間際に私の植物フリータイムを設定。
なるほどね。
そうして彼は
晴れてスムーズに滑り台に辿り着き
久しぶりの滑走を満喫。
息子曰く、
滑り台を下る時よりも、
このゆっくり登っていく時間が
ワクワクして楽しい、とのこと。
なるほどね。
(「そり」状のものに座ると、
自動でジェットコースターのように
登っていくシステムです)
因みに、今回調べて
初めて知ったのですが
この滑り台の総延長は
全国2位なのだそう。
リニューアル前は
土日でもほぼ並ぶことなく
何度も何度も滑っていた、
穴場すぎる滑り台。
今回は少し並びましたが
大々的にPRされることもなく、
総延長全国2位!とは
園内のどこにも記載されていない
慎ましやかなこの滑り台、
とてもいいと思います。
自転車を漕いで
レールの上を走る、
古風な乗り物。
これと滑り台を
4時半までみっちり
やりきりました。
さて4時半になったので
ここからは母の時間!
とはいかず…
丘を登る途中に発見した、
新しいアトラクション(?)、
ハイジのブランコ風。
そしてその周囲にある、
簡易的な森林アスレチック。
うすうす感じてはいましたが
やはり、これらに閉園まで
付き合うことに。
バラやダリアの観察なし、
リニューアルした施設にも
一切立ち寄らず、
蛍の光に急かされて
出口に急ぐ親子…
秋バラの香りが
夕暮れ時の園内を
しっかりと覆っていました。
秋バラが咲いているうちに
必ずリベンジ!
できるといいと思います…
千葉県 柏市
エクステリア ガーデン
ボックスウッド
鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/09/16:道端コレクション
[鳥飼]
弊社は
国道6号と16号にほど近い場所に
事務所を構えています。
どの現場に行くにも、
これらの国道を跨いだり
通ったりしなければなりません。
(裏道勉強中)
渋滞は至って日常的。
しかしそれにもすっかり慣れ、
何とも思わなくなりました。
慣れって凄いし怖い。
渋滞していると、
道沿いの店舗や看板、
そして街路樹や中央分離帯に
自然と目が行きます。
先日は、
秋の始まりを知らせる
「ツルボ」が
中央分離帯に咲いていました。
田舎の土手や道端に咲くイメージだった
ツルボ。
千葉の国道のど真ん中に…
お疲れさまです。
種がこの場所に辿り着き、
球根を太らせて花を咲かせ、
分球して子孫を増やしている…
重ねてお疲れさまです。
こちらは「ニラ」。
ご家庭で育てられていたものから
種が飛んできてこの地に根付き、
球根…以下割愛。
本当に、お疲れさまです。
こちらはビロードモウズイカ。
イングリッシュガーデンで重宝される
この花も、
日本の庭から飛び出し、
千葉の国道で逞しく育っています。
こちらもビロードモウズイカと同じ、
ゴマノハグサ科のバーバスカム。
花はほぼ終わりですが、
お庭以外で見かけたのは
初めてでした。
この他にも、
渋滞していなかったので
撮影できなかった
ラバテラ(ハナアオイの仲間)や
お馴染みのセダム、マツバギクなど
なかなか皆さん
新天地で頑張っています。
そもそも、
これらの植物が通常育つ環境
(土手や空地など)でも
他の植物との生存競争は熾烈。
お庭や畑だけに留まっていては
人間の手入れが途絶えれば
その種は生き延びることができない。
種を飛ばして
新天地を目指すしかない。
考えると気が遠くなり、
ひとまず道端の草たちに
「本当にお疲れさまです」と
思いながら、
渋滞のひとときを
やり過ごしています。
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/08/31:宝の山
[鳥飼]
今年5月に行けずしまいだった
福島・会津磐梯山ツアーに、
いざ参らん。
いつもならば私の母と私、
息子の三人旅なのですが、
今回は息子と二人旅です。
激混みのハワイアンズ、
森のアスレチック、ボート漕ぎ…
私の母が参加していない分、
旅の動きが息子寄りにならざるを得ない、
今回の旅。
帰宅後はあちこち筋肉痛…
恐らく、ツリーアドベンチャー。
苦手な高所で緊張して筋肉が固まったのが
一番の原因と思われます。
毘沙門沼の手漕ぎボートは、
息子が思いのほか「手漕ぎ」にハマり、
気分よく漕ぐわ漕ぐわ。
揺れ多めの乗り心地でしたが、
沼の色と周囲の大きな岩や緑に
大変癒されました。
湖に癒され、山に癒され。
「水と山のセット」っていいなあ。
筑波山と霞ヶ浦もセットだものなあ、
磐梯山とはスケール全然違うけど…
と、つい望郷の念に。
まだ6年しか茨城に住んでいないけれど!
磐梯山麓のドライブでは、
あちこちに「シロヤナギ」が
見事に育っていました。
裏磐梯ビジターセンターの周囲にも
惚れ惚れする大木が。
大らかな建物外観との
相性も抜群でした。
宿ではついビュッフェで長居、
飲んで食べて体は重め。
息子は喜多方ラーメンを
朝から何度もおかわり…
会津磐梯山、
心身共に満たされました!
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/07/27:だだ・おかだ
[鳥飼]
平日に頂くお休みの日は、
迷わず美味しいご飯を
食べに行きます。
先日はつくばの「だだ食堂」へ。
(いいお名前!)
ドリンク、定食、デザート…
日常の偏食に付き合わされている
私の体が喜んでいるのが
しみじみ、わかります。
そして食堂に併設された「だだ商店」、
ここで野菜やヨーグルト
(石岡の鈴木牧場!)、
ビスコッティを買って帰ると
もう完璧、言うことなし。
更に、「だだ商店」の地階にある
ワインのストックが、
また半端ない…
オーナーの太田久人さんは
ナチュラルワインに並々ならぬ情熱を
注いでおられる方だそうで、
その想いをネットの記事で拝見すると、
ワインのことは皆目わからない私でも、
なるほど…と
ぐいぐいその思想に引き込まれていきます。
その思想は、
食堂と商店の外に広がる環境にも
貫かれており、
施設周辺の植栽は
既存の大木を活かしつつ、
「土」のコンディションをしっかりと整えた上で、
こだわりの苗木と中高木が植栽されています。
上の画像の木々たち、
ワインの蔵(地下室)の上に育っています。
土の厚みはさほどありません。
しかし、その環境にきちんと適応して
地下に構造物があることを感じさせない
育ち方をしています。
さすが、だだ!
一方、こちらは「おかだ」。
だだ食堂のすぐそばにある
定食屋さんです。
つくばでは有名な、
メガ盛り、お腹いっぱい、
リーズナブルな価格で大人気の
お店だったのですが、
つい先日、閉店してしまいました。
「だだ」も「おかだ」も
大好きだったのですが、
これからはおかだの分まで
だだを応援します!
千葉県 柏市
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
2022/06/25:つくばのオアシス
[鳥飼]
つくば市の「洞峰公園」、
四季折々に
大変お世話になっています。
母の思惑は、
公園の近くにあるパン屋さん、
公園の隣にあるカフェや甘味処…
…もちろん、公園も大事です。
芝生広場で子どもと遊び、
大きな沼の廻りを散歩して
カフェで一服、というのが
母の考える理想的な
洞峰公園の利用方法です。
一方、子どもは
広場+アスレチック、
最後にカフェでホットドックを食べる、
といったところだと思われます。
公園内には
本当に手入れの行き届いた
見事なバラ園もあるのですが、
さすがに今回、
春バラのシーズンは過ぎていました。
6月の主役はやはり、アジサイ類。
ノリウツギも、ガクアジサイも
本当にのびのびと大きく育っていて
引きで撮らないと
フレームに収まりません。
数株の寄せ植えだとは思いますが、
それにしても、このボリューム感。
こちらは小ぢんまりしたポニー。
毎回3頭ほど、休日によく
出稼ぎ(?)に来ていて
特に女の子たちに人気です。
のんびりした雰囲気の公園内、
沼の廻りには
ワインを飲んで本格的に寝入る人々や
沼に落ちたボールを拾おうと
水面に波を立てて
一層取れなくなる子供たちなど、
微笑ましい光景も多々見られます。
とにかく母は、
子どもが「洞峰公園行く!」と
言ってくれる間は
翌日ガタガタの体のことは一旦忘れて
必死に遊びたいと思います。
(〆の甘味は必須となります)
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鳥飼 寛子
投稿者:boxwood
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